2012年03月31日
この大げさな対応の異常さに気付かない国民
南西諸島防衛を軸に置いた防衛計画大綱が目指している「動的防衛力」の方向と今回の事態がピタリと重なった。住民を危険から守るという名目で自衛隊の部隊を動かす。
自衛隊にとってとても都合のいい局面ができたということなのだろう。
人工衛星本体は地上50キロかもっと上空を飛ぶが、三段式であれば1段目と2段目が場合によっては石垣などの上空を通るという。日本も、人工衛星を打ち上げているわけで、そのたびに補助エンジンは途中で切り離し太平洋に落ちている。人工衛星を打ち上げれば必ず起きる現象だ。
昨年、運用を終えた米国の人工衛星が落下する際、日本上空に飛来する可能性があったが、今回のように自衛隊は構えはしなかった。大騒ぎし過ぎだという気がする。
自衛隊が今回を絶好のチャンスという風に取り組んでいる。
沖縄で、米軍がすでにパトリオット(PAC3)を持っている。日本の米軍基地に配備されている装備や部隊は、日米安全保障条約に基づいて一義的に日本を共同防衛するという任務を担っている。
今回の事態を客観的にみれば、米軍が沖縄でパトリオットでは手に余るというようなことは少し考えにくい。自衛隊が大部隊を派遣し日米連携して対処するというのはあまりにも大げさだ。
あまりに大げさな政府・防衛省・マスコミの対応に、沖縄への修学旅行や個人の観光客の一部にキャンセルが出始めている。
国民の不安を煽り、相手国を挑発する真の狙いに気付き、もう少し冷静に対応できる国民であってほしい。
【関連する日記アーカイブ】
2012.03.22 PAC3 沖縄配備?
4/1追記

琉球朝日放送のニュース映像(動画)
2012.03.31 PAC3配備で抗議集会
2012.03.31 田中防衛大臣 PAC3配備に地元の理解求める
自衛隊にとってとても都合のいい局面ができたということなのだろう。
人工衛星本体は地上50キロかもっと上空を飛ぶが、三段式であれば1段目と2段目が場合によっては石垣などの上空を通るという。日本も、人工衛星を打ち上げているわけで、そのたびに補助エンジンは途中で切り離し太平洋に落ちている。人工衛星を打ち上げれば必ず起きる現象だ。
昨年、運用を終えた米国の人工衛星が落下する際、日本上空に飛来する可能性があったが、今回のように自衛隊は構えはしなかった。大騒ぎし過ぎだという気がする。
自衛隊が今回を絶好のチャンスという風に取り組んでいる。
沖縄で、米軍がすでにパトリオット(PAC3)を持っている。日本の米軍基地に配備されている装備や部隊は、日米安全保障条約に基づいて一義的に日本を共同防衛するという任務を担っている。
今回の事態を客観的にみれば、米軍が沖縄でパトリオットでは手に余るというようなことは少し考えにくい。自衛隊が大部隊を派遣し日米連携して対処するというのはあまりにも大げさだ。
あまりに大げさな政府・防衛省・マスコミの対応に、沖縄への修学旅行や個人の観光客の一部にキャンセルが出始めている。
国民の不安を煽り、相手国を挑発する真の狙いに気付き、もう少し冷静に対応できる国民であってほしい。

(沖縄タイムス3/31、記事原文はコチラ)
【関連する日記アーカイブ】
2012.03.22 PAC3 沖縄配備?
4/1追記

(沖縄タイムス4/1、記事原文はコチラ)
琉球朝日放送のニュース映像(動画)
2012.03.31 PAC3配備で抗議集会
2012.03.31 田中防衛大臣 PAC3配備に地元の理解求める
Posted by ミチさん at 23:58│Comments(0)
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