2011年08月04日
自衛隊の先島配備は正解か?
このことにより、台湾との交流など与那国町がこれまで積み重ねてきた「独自の地域振興策」がいっぺんに吹っ飛んでしまう。
「自衛隊配備」は交流相手にそういう負のメッセージを送ることになる。
そうなれば与那国が取り組んだ経済振興の柱が失われ、やがて与那国は
自衛隊基地は存在するが島民は住んでいない島になってしまう恐れもある。
地域主権が叫ばれる昨今、“国の防波堤”論議が、沖縄島だけでは飽き足らず、再び沖縄の離島で復活か・・・
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【関連する日記アーカイブ】
2011.08.04 2011年版『防衛白書』 閣議了承
2011.06.17 矛盾に満ちた自衛隊与那国配備
2010.11.20 平和外交しか突破口なし
2010.07.21 時代錯誤の先島陸自配備
2012.3/16追記
「自衛隊配備」は交流相手にそういう負のメッセージを送ることになる。
そうなれば与那国が取り組んだ経済振興の柱が失われ、やがて与那国は
自衛隊基地は存在するが島民は住んでいない島になってしまう恐れもある。
地域主権が叫ばれる昨今、“国の防波堤”論議が、沖縄島だけでは飽き足らず、再び沖縄の離島で復活か・・・
再び辺境の地を国策で翻弄するな!
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(沖縄タイムス8/2)
(沖縄タイムス8/3)
【関連する日記アーカイブ】
2011.08.04 2011年版『防衛白書』 閣議了承
2011.06.17 矛盾に満ちた自衛隊与那国配備
2010.11.20 平和外交しか突破口なし
2010.07.21 時代錯誤の先島陸自配備
2012.3/16追記
(沖縄タイムス2012.3/16)
2011年08月04日
2011年版『防衛白書』 閣議了承
民主党政権として2度目の刊行となる2011年版防衛白書は、昨年同様、抑止力論に基づいた在沖米軍駐留の必要性をアピールすることに重点が置かれ、自公政権時と同じく防衛官僚主導の内容と言わざるを得ない。
米軍普天間飛行場の県外移設を訴える沖縄側の求めに応えないばかりか、県民の関心の高い米軍輸送機MV22オスプレイの沖縄配備に関して全く触れられていない。
一方、中国の動きに対応すべく、南西諸島への自衛隊配備の考え方を詳述し、先島地域への自衛隊配備は15年度までに沿岸監視部隊を配置し、初動担任部隊の新編事業に着手すると明記した。
米軍普天間飛行場の県外移設を訴える沖縄側の求めに応えないばかりか、県民の関心の高い米軍輸送機MV22オスプレイの沖縄配備に関して全く触れられていない。
一方、中国の動きに対応すべく、南西諸島への自衛隊配備の考え方を詳述し、先島地域への自衛隊配備は15年度までに沿岸監視部隊を配置し、初動担任部隊の新編事業に着手すると明記した。
(琉球新報8/3、記事原文はコチラ)
(琉球新報8/4社説、記事原文はコチラ)
タグ :防衛白書(2011年版)先島配備
2011年08月03日
沖縄タイムス連載 「揺れる『国境の学び』」 ≪完≫
沖縄県八重山地域で「新しい教科書をつくる会」系教科書採択の可能性が高まっているとして、教育関係者を中心に危機感が広がっている。採択地区協議会が教科書を選定する4日を前に動きを追う。
【関連する日記アーカイブ】
2011.07.21 公正な教科書採択求めきょう那覇で学習会
(沖縄タイムス8/1)
(沖縄タイムス8/2)
(沖縄タイムス8/3)
【関連する日記アーカイブ】
2011.07.21 公正な教科書採択求めきょう那覇で学習会
2011年08月02日
沖縄から発信し続ける季刊誌「けーし風」 最新号は“放射能特集”
(新沖縄フォーラム刊行会議、2011年6月30日刊行)
(沖縄タイムス7/26)
最新号(71号)目次
【特集】放射能汚染時代に向き合う
>> 特集にあたって(鳥山淳) <<
・OKINAWAとフクシマ 基地と原発(輿石正) ※1
・〈インタビュー〉「逃げる権利」を見なおす(村重嘉子、聞き手・輿石正)
・この反逆の狼煙のもとに(儀保耕平)
・国民共同体からの逃走(松田潤)
・喜友名さんの足跡(鳥山淳)
・「贋被爆者」の位置から(村上陽子)
・〈インタビュー〉原発事故から避難するネットワークの動き(早尾貴紀、聞き手・鳥山淳)
・内部被曝の危険性と防御への道 福島県郡山市での講演記録(矢ヶ崎克馬、構成・文責 鳥山淳)※2
・インターネットと社会変革(内海正三)
・「3・11」以後のオルタナティブメディア(西脇尚人) ※3
【シマだより】
那覇/今いる場所から(久原量代)
関東/ふるさとは軍用地(吉田正司)
【佐喜眞美術館だより】
派遣美術団に学んだこと(上間かな恵)
【北の風・南の風】
知里真志保と創氏改名(竹内渉)
【沖縄・いま】
<オスプレイ配備計画を撃つ(真喜志好一) ※4
米軍再編:いまアメリカで何が起こっているか(佐藤学)
【沖縄環境ネットワークだより44】
最新エクアドル事情 反米コレア政権について(桜井国俊)
【強口弱口27】
琉球弧と原発・核兵器(高良勉)
【城岳から11】
この不条理の現実を打ち砕け(池宮城紀夫)
【沖縄この3ヶ月】
(宇根悦子)
【読者の集い】
関西(西浜楢和)/関東(小野貴)
【編集後記】
(岡本)
【表紙Photo】
(松本太郎)
出版社:新沖縄フォーラム刊行会議
サイズ:四六判/96ページ
発行年月日:2011年6月30日
※1 http://michisan2.ti-da.net/e3631982.html
※2 http://michisan2.ti-da.net/e3522386.html
※3 http://michisan.ti-da.net/e3167223.html
※4 http://michisan.ti-da.net/e3646929.html
今まさに起こっているディープな沖縄情報を発信していますので、是非お手にとって読んでみてください。
「けーし風」。風は「かじ」と呼ぶ。聞き慣れない言葉なのは当然で、沖縄の言葉だからです。
頻繁に訪れる台風が過ぎ去った後、熱帯性低気圧への反動のように北から風が吹く。それを沖縄では“けーしかじ(返し風)”と呼びます。
基地問題や景気の低迷、失われていく歴史観。そんな状況に返し風をと1993年12月に創刊されたのが『けーし風』だ。
初期のメンバーは沖縄大学、琉球大学の教授や町役場の方などで、編集部は沖縄大学の地域研究所という施設に設けられた。
『けーし風』では決まった政党や指導者を支持しているわけではありません。ただ、出口の見えない現在の沖縄の状況を、市民の目線に立って、しっかりとらえて伝えようとしている気概のようなものを誌面から感じ取ることができます。
1冊 500円(内税) 一般書店ではなかなか手に入りません。
購読を希望される方・入手が難しい方は こちら
http://mangroove.shop-pro.jp/?mode=cate&cbid=102189&csid=0&sort=n&sort=n
8/4追記(※1に関連して)
(沖縄タイムス8/4)
2011年08月02日
国際会議「占領下における対話」(8月4~7日、沖国大ほか)
沖縄にしろ、岩国にしろ、福島にしろ、経済的に困窮した地域を助けることなく、犠牲を押しつけ、その見返りに巨額の交付金・補助金を流し込むというやり方が、地域住民を分断させ、自力の力を奪い、生命を危険にさらす。
地域住民が直面するこれらの問題と社会構造は、世界中の占領下・支配下にある地域が共有している現実でもある。
世界で占領を経験している地域における対話を通して、沖縄自身が、沖縄の運動をグローバルな位置づけで考える絶好の機会となるだろう。
日程や内容、ゲストなどくわしくはこちらをご覧ください。
http://oam0.blog75.fc2.com/blog-entry-826.html
地域住民が直面するこれらの問題と社会構造は、世界中の占領下・支配下にある地域が共有している現実でもある。
世界で占領を経験している地域における対話を通して、沖縄自身が、沖縄の運動をグローバルな位置づけで考える絶好の機会となるだろう。
日程や内容、ゲストなどくわしくはこちらをご覧ください。
http://oam0.blog75.fc2.com/blog-entry-826.html
(琉球新報7/29)
(琉球新報7/30)
(沖縄タイムス7/31)
(沖縄タイムス8/1)
2011年08月01日
米軍ギンバル訓練場(金武町)、54年ぶりに返還されたが・・・
広大な米軍基地跡地の開発は沖縄経済発展の鍵となるが、これまで返還された跡地は、土壌汚染や不発弾、地権者の合意形成の遅れなどで、地主の不利益だけでなく地域全体の発展を阻害する“ひずみ”を生んできた。米軍基地の“返還”はゴールではなく、厳しい道のスタートなのだ。
8/2追記
(琉球新報8/1、記事原文はコチラ)
(沖縄タイムス8/1、記事原文はコチラ)
(琉球新報7/26)
(琉球新報7/27)
8/2追記
(沖縄タイムス8/2社説、記事原文はコチラ)
(琉球新報8/2社説、記事原文はコチラ)