2011年08月04日

2011年版『防衛白書』 閣議了承

民主党政権として2度目の刊行となる2011年版防衛白書は、昨年同様、抑止力論に基づいた在沖米軍駐留の必要性をアピールすることに重点が置かれ、自公政権時と同じく防衛官僚主導の内容と言わざるを得ない。

米軍普天間飛行場の県外移設を訴える沖縄側の求めに応えないばかりか、県民の関心の高い米軍輸送機MV22オスプレイの沖縄配備に関して全く触れられていない。

一方、中国の動きに対応すべく、南西諸島への自衛隊配備の考え方を詳述し、先島地域への自衛隊配備は15年度までに沿岸監視部隊を配置し、初動担任部隊の新編事業に着手すると明記した。


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(琉球新報8/3、記事原文はコチラ



2011年版『防衛白書』 閣議了承
 (琉球新報8/4社説、記事原文はコチラ






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