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Posted by TI-DA at

2012年01月28日

それでも野田首相は「評価書は問題なし」という

まあそういうしかないでしょう。
本人が目を通したわけでもないでしょうし・・・


(沖縄タイムス1/28、記事原文はコチラ



もう少し拡大して見てみましょう


(沖縄タイムス1/28、記事原文はコチラ




(琉球新報1/28、記事原文はコチラ




(琉球新報1/28、記事原文はコチラ




(沖縄タイムス1/28)




(沖縄タイムス1/28)



琉球朝日放送のニュース映像(動画)
2012.01.27 評価書審査会 住民意見で批判噴出
2012.01.27 第2回県環境影響評価審査会 市民意見は評価書のやり直し求める


琉球新報1/28社説 アセス二重基準 県民に人権はないのか
アセス二重基準 県民に人権はないのか


 米国では許されないことが沖縄ではまかり通る。米軍基地をめぐってはこの種の二重基準(ダブルスタンダード)が往々にしてある。普天間飛行場に関する環境影響評価(アセスメント)もまた、そんな二重基準だらけであることが明らかになった。

 米国は世界で最も人種差別と戦ってきた国であるはずだ。国内でのそんな良識は、国外の米軍基地には適用しないと言うのだろうか。そうでないなら、米国は普天間をめぐって最低限の良識を示してもらいたい。

 米環境保護庁は、ハワイ州カネオヘベイ海兵隊基地に関する環境影響評価をめぐり、児童生徒の就学時間中は45デシベル以下に抑えるよう米海軍省に求めた。

 辺野古移設では、国立沖縄工業高等専門学校で64デシベルを予測する。米国と同じ基準を適用するなら、辺野古移設は断念しなくてはならない。断念していないのが1点目の二重基準だ。

 さらに言えば、もともとハワイのアセスは新基地建設のためではない。垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ配備に向けてである。米軍は同じオスプレイを、早ければ今夏にも普天間飛行場に配備する予定だから、普天間周辺でもアセスをすべきだが、実施の気配はない。2点目の二重基準だ。

 そもそも普天間では、米軍の安全基準に照らせば建物があってはいけないクリアゾーンに3600人が住み、小学校など18の公共施設がある。飛行場があること自体が二重基準で、それに加えての今回の発覚だ。これでは米国人の人権は尊重するが、県民の人権は無視すると公言するようなものだ。

 違いはまだある。ハワイのアセスは全く別の場所の代替案とも比較するが、沖縄では同じ辺野古内でわずかな位置変更を提示するだけだ。米国では必ず選択肢に入れる「何もしない」ゼロオプションも、辺野古移設では設けない。

 米軍も問題だが、県民の人権侵害に頬かむりしたままの日本政府の問題はより深刻だ。不作為の罪というだけでは足りない。同じ国民と思っているのだろうか。

 今回、騒音と学力との因果関係を示す研究論文が複数あると分かった点も重要だ。普天間飛行場は周辺に19の小・中・高校・大学が存在する。こんな基地で飛行機を飛ばしてはならないこともまた、明らかになったと言えよう。
(琉球新報1/28社説、記事原文はコチラ



2/5追記

沖縄タイムス2/4 アセスへの県民意見354通
沖縄タイムス2/4 米のオスプレイ環境審査 4月まで延長 
沖縄タイムス2/3 名護市、アセスに意見提出へ

琉球朝日放送のニュース映像(動画)
2012.02.02 環境アセスやり直し求める裁判 防衛省関係者を証人採用  


Posted by ミチさん at 21:00Comments(0)辺野古新基地建設

2012年01月27日

6月県議選の結果を見て日本政府は動くそうです

いずれにせよ
いつ動き出してもいいように
準備だけはしておこうね




(琉球新報1/27、記事原文はコチラ
  


Posted by ミチさん at 23:49Comments(0)辺野古新基地建設

2012年01月26日

この差は何か 同じ人間なのに

 米海兵隊の垂直離着陸輸送機M22オスプレイの配備に伴い、日米両国の環境影響評価(アセスメント)の比較から見えた沖縄とハワイの騒音基準の格差。「基地負担軽減」と連呼しながら沖縄への配備を容認する日本政府と、騒音の“二重基準”で県民へ配備を押し付ける米政府に対し、今秋にも配備が迫った米軍普天間飛行場周辺の学校関係者や同基地の移設先に挙げられる北部住民ら、識者も「県民の命と人権の軽視だ」と怒りを隠せない。



(沖縄タイムス1/26、記事原文はコチラ




(沖縄タイムス1/26、記事原文はコチラ



騒音といえば

20日の琉球新報コラム「金口木舌」にこんな記事が載った
米軍普天間飛行場に隣接する米人住宅で二夜を過ごし、商品の優れた枕でも「とてもじゃないが安眠できない」。こんなユニークなルポを紹介したのは通販カタログ誌の「通販生活」だ

▼「朝5時頃、ヘリのぶるんぶるんという低い調整音が不気味に聞こえてきて目が覚めた」と正直な感想を記し、「普天間基地はアメリカに引き取ってもらおう。どうしてもムリならくじ引きで本土の都道府県に移転しよう」という

▼就任早々、「問責候補」のレッテルを貼られた田中直紀防衛相が日曜日から沖縄入りする。テレビ番組で普天間飛行場代替施設を「年内に着工する」と発言。沖縄側の反発を招いたが、防衛省官僚のレク通り、正直に口にした結果だろう。その後も普天間を「世界一危険な基地だ」と明言した

▼「世界一危険な飛行場」は米要人が発言したと報じられ、普天間爆音訴訟の高裁判決でも記される周知の事実だが、閣僚からの発言は珍しい。そういう意味でも正直だ

▼世界一危険だと認めたからには担当大臣として世界一の危険の除去に取り組むのか、それとも放置するのか。こんな時、舌鋒(ぜっぽう)鋭い妻の真紀子元外相なら何と言うかも気になるところだ

▼前出のルポは「ここでは占領は終わっていない」と締めくくった。目白に住む大臣も爆音の宿泊体験をしてみてはどうか。きっと違う世界が見えてくるはずだ。
(琉球新報1/20、記事原文はコチラ


また昨日の沖縄タイムスには
こんな記事が載った。
このブログでも再三紹介している季刊誌「通販生活」
ほんとうに頭の下がる本です。
定期購読されることをおススメします(この場を借りてイチ押しします)


(沖縄タイムス1/25)


そんな普天間の、同じ空を見て、
田中防衛大臣は
あんな寝ぼけたことを言ったのだムカッ


【関連する日記アーカイブ】
2011.01.05 『日本の現場 地方紙で読む』
2011.01.05 『通販生活』春号
2010.10.29 ふたたび「通販生活」
2010.10.25 いいぞいいぞ「通販生活」


1/27追記


(琉球新報1/27)



沖縄タイムス1/27社説[オスプレイ騒音]二重基準の人権無視だ
[オスプレイ騒音]二重基準の人権無視だ

 
 米軍普天間飛行場へことし後半にも配備されるという垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの騒音基準が、米国内では極めて厳しい規制を受けることが明らかになった。

 県内では同飛行場移設に伴う環境影響評価(アセスメント)の評価書で初めて騒音レベルの予測が出たが、オスプレイ配備に向けた米本国と沖縄での対応には雲泥の差がある。新たな不平等を生むような配備を許してはいけない。

 米国内の厳しい規制とは、米ハワイ州・カネオヘベイ海兵隊基地に対する米環境保護庁(EPA)の騒音低減勧告だ。同基地では普天間と同時期にオスプレイを配備するため、アセスの手続きを昨年来進めている。

 EPAは、オスプレイなど航空機が学校区の上空を飛ぶ際の騒音を55デシベル(静かな乗用車内)としていた海兵隊に待ったを掛け、米連邦航空局の基準を適用し、平均45デシベル(静かな事務所)に抑えるよう勧告していた。

 月曜から金曜の午前8時から午後3時までという子どもたちが学校で学ぶ時間帯に限ってはいるが、学習環境の確保を優先し、基地の運用を厳しく制限したものだ。

 一方、県内ではオスプレイの配備時期が迫っても、依然として普天間配備に向けたアセスは実施されていない。ことし初めに防衛省の評価書で明らかになった、オスプレイの辺野古周辺15カ所での騒音予測は、78~47デシベル(固定翼モード)で、最大値は地下鉄の車内に相当する。最小値でもEPAが勧告した水準を上回っている。

 考えてほしい。わが子の頭上で、けたたましい騒音を立てて学習を妨げても構わないという人はいないはずだ。ハワイでは厳しい制限を設けて子を守り、沖縄での学習環境は脅かす。

 こうした騒音に対する二重基準(ダブルスタンダード)は、生存権や教育を受ける権利など基本的人権をないがしろにし、県民を愚弄(ぐろう)する以外の何ものでもない。

 普天間飛行場周辺には、宜野湾市内の小中高校だけでも17校あり、1万人余が今も爆音の中、学んでいる。普天間爆音訴訟で、騒音の違法性が認められてもなお、現状は放置されたまま、何も変わっていない。

 さらに、オスプレイは、騒音だけでなく、航空機としての安全性さえも疑われている。日米両政府には、危うい機種の配備ありきではなく、「世界一危険」と称される基地周辺の危険性を真っ先に取り除くよう強く求めたい。

 今回のEPA勧告は、あらためて日米の環境影響評価に対する考え方の違いを浮き彫りにした。人の生活環境を優先して軍事施設の悪影響を回避する米側に対し、日本は施設建設ありきが色濃く、普天間への新機種配備にも手が出せない。

 辺野古移設に向けて県が専門家から意見を聞くアセス審査会も27日、2回目の会合を開く。防衛省OBの天下り企業が受注したアセス調査の信頼性も含め、日本のアセスのあり方を沖縄から是正する議論を期待したい。
(沖縄タイムス1/27社説、記事原文はコチラ
  


Posted by ミチさん at 23:57Comments(1)オスプレイ

2012年01月25日

普天間移設利権をめぐる「防衛疑獄」の再燃か

 米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設に向けた環境影響評価(アセスメント)で、事業主の防衛省が評価書作成の調査を委託した元請け業者と現場で潜水業務を請け負った孫請け業者に、それぞれ防衛省OBが天下り先として再就職していることが23日、沖縄タイムスの調べで分かった。

 企業側は、何らかのメリットがなければ天下りを受け入れない。防衛省と企業が受注価格を申し合わせたと見られてもおかしくない。高い落札率で受注している業者がその当時天下り先になっていない場合でも、将来的に天下りポストを設けるための地ならしと見ることもできる。

 辺野古をめぐる防衛疑獄の守屋武昌・元防衛事務次官の名前を思い出す。


(沖縄タイムス1/24、記事原文はコチラ




(沖縄タイムス1/25、記事原文はコチラ




(沖縄タイムス1/25)



琉球朝日放送のニュース映像
2012.01.25 アセス費用 直近3年 36億円以上 
アセス費用 直近3年 36億円以上

普天間基地の辺野古への移設に向けた環境影響評価書。審査会の審議が進む中、評価書の作成に費やした費用が分かりました。そして、評価書作成業務に関する契約の大半を、2つの会社がほぼ独占していたことが分かりました。

沖縄防衛局が公表している契約書によりますと、2009年度から2011年度までの3年間に、評価書作成業務に関するとみられる契約は全部で15件。総額は36億円以上に上ります。

このうち、単独または共同で12件を受注したのが、東京に本社を置く、大手コンサルタント会社「いであ」と、うるま市に本社を置く「沖縄環境保全研究所」の2社。

「いであ」は、主にジュゴンやサンゴなど水域生物の調査を、「沖縄環境保全研究所」は陸域生物の調査を担当しました。なぜ、2社が集中して落札できたのか。環境学が専門の、沖縄大学の桜井教授は、最初に事前調査を行った業者が、有利に契約を得られるのではないかと指摘します。

沖縄大学・桜井教授は「今回のアセスをやってる会社が中心になって20億近いお金をもらってですね、すでに膨大なデータを積み上げてるわけですよ。ですから他の会社がですね、もうデータがないわけですので、アセスが始まってからの調査にですね、手を挙げられる状況にはない」と話します。

そして、一連の契約の予定価格に対する契約金額=落札率は平均で98.59%と、ほぼ上限いっぱいの数字が並んでいます。これについて桜井教授は「両者のコミュニケーションが非常に、ある意味良いということではないかなと思います。非常に異常だと思いますね」と話しました。

さらに、2社の内、「いであ」には防衛省の元職員が再就職、いわゆる天下りをしていることもわかりました。

「いであ」は、取材に対し、天下り社員がいることを認めた上で、「その社員はアセスに関する業務を担当していないので、評価書の内容には全く影響がない」と回答しました。

桜井教授は「こんなデータが出ながらどうしてこの結論?というのを我々は『アワスメント』『アワセメント』というんですけど」「もしその天下りがですね、そういう結論が先にある、こういう結論にしてくれという形でですねプレッシャーになってるとしたらですね、これはやはり天下りの問題は強く指摘されるべきだと思いますね」と話しています。

3年間で36億円という、巨費を投じて作成された評価書。作成に至るまでの経緯が明らかになったことで、根幹であるはずの民主性、科学性が大きく揺らぎ始めています。



1/26追記


(琉球新報1/26、記事原文はコチラ



沖縄タイムス1/26社説 [不可解アセス]国会の場で事実究明を
[不可解アセス]国会の場で事実究明を

 米軍普天間飛行場移設に伴う環境影響評価(アセスメント)をめぐって、重大な疑問が浮上した。制度の根幹を揺さぶるような、看過できない問題が含まれており、事実関係の徹底調査と公表を求めたい。

 沖縄防衛局は昨年12月28日、仕事納めの日の午前4時すぎ、夜も明けない真っ暗闇に、アセスの評価書を県庁に搬入した。7000ページに及ぶ大部の評価書は、防衛省が業者に調査を委託したものだ。

 2009年度から11年度の間に、キャンプ・シュワブ周辺の水域・陸域生物調査など12件の調査業務を独占的に請け負っていたのは、東京に本社を置く「いであ沖縄支社」(那覇市)と、「沖縄環境保全研究所」(うるま市)の2社。

 12件の落札総額は34億1313万円。アセス調査にこれほど巨額の税金が投入されていたとは驚きだ。常識を超える多額の費用がかかったのは、なぜなのか。これまでに支出したアセス調査経費の総額はいくらなのか。

 12件の調査のうち8件は、落札率がすべて99%台。12件の平均落札率も99・14%に達した。落札率は、予定価格に対する落札額の割合のことで、「99・97」「99・86」「99・76」という数字は、限りなく予定価格に近い数字だ。

 しかも、いであ本社には10年に防衛省OBが顧問として再就職し、同社から潜水業務などを請け負った孫請け業者にも、沖縄防衛局OBが再就職しているという。

 これをどう理解すればいいのか。

 一般的に言って、落札率が異常に高いと、予定価格が事前に業者にもれたのではないか、という疑いがもたれる。今回のケースは、防衛省OBを顧問として迎えた企業が、高い落札率で落札しているだけに、余計、疑問は膨らむ。「天下りを受け入れた企業に優先的に発注したのではないか」との疑問だ。

 防衛省には「前科」がある。防衛施設庁(当時)は06年4月、談合罪で起訴された技術審議官、施設調査官を懲戒免職処分にした。歴代の技術審議官は、過去の受注実績やOBの受け入れ数などに基づいて「配分表」を作成し、工事を割り振っていたという。

 千葉県の航空自衛隊第1補給処では、05年から08年までの間に締結した311件の事務用品契約を洗い出したところ、官製談合の事実がぼろぼろでてきた。

 疑いが生じれば、晴らす。それが防衛省に求められる説明責任だ。

 環境影響評価法に基づく環境アセスは、「住民参加」と「情報公開」が大原則である。だが、方法書、準備書、評価書の作成、提出の過程で次々に明らかになったのは、情報隠しというしかない重要情報の「後出し」である。

 アセスに絡む問題はそれだけではなかった。

 防衛省OBを顧問として迎えていた業者が、アセス調査を高額落札していたのだ。それでアセスの客観性、公平性、公正性が保てるのか。

 国会での速やかな事実究明を求めたい。
(沖縄タイムス1/26社説、原文はコチラ




1/27追記


(沖縄タイムス1/27、記事原文はコチラ



2/14追記


(沖縄タイムス2/14、記事原文はコチラ
  


Posted by ミチさん at 23:56Comments(0)辺野古新基地建設

2012年01月24日

矮小化するな! 問題は舌禍大臣の資質ではない

公人はたいへんだね
行く先々で発する一言一言が物議をかもす。
当然と言えば当然だけど。

きのう沖縄へやってきた田中防衛大臣
「今度はヘマするな」と官僚から手渡されたメモから目を離すことなく知事と会談。
言うべきことは文書を読むが、アドリブ部分となると失言続出。
それを期待して取材するメディア側。

でも考えてみよう
挙げ足ばかりとっていたんでは自民党と変わらなくなってしまう。
大臣の資質云々するんだったら、いったいどんな人なら満足?
沖縄県民につけ込まれないような大臣が送りこまれたらそれこそたいへんだ。
県民の思いに寄り添える大臣?
そんなの来るわけないじゃないか。
政権が何をしようとしているのか。それをよく考えよう
政権の意図することの執行官が防衛大臣であり、外務大臣であり、防衛局長だ。

私たちがやっているのは民権運動なのだ
無い物ねだりの幻想はすてよう

それにしてもこの田中防衛大臣
私人として家族でよく沖縄に来るそうだ。
沖縄をよく知っているし沖縄が大好きだとも言う。
今度のことで沖縄が嫌いにならなければいいが・・・

こういう旅行者
こういう沖縄ファン  多いんだよね



(沖縄タイムス1/24、記事原文はコチラ




(沖縄タイムス1/24)

沖縄タイムス1/24 田中防衛相 止まらぬ舌禍
沖縄タイムス1/24 名護市長、防衛相来県に不快感



(沖縄タイムス1/24、記事原文はコチラ




(琉球新報1/24、記事原文はコチラ


琉球新報1/24 「被害理解しようとせず」 普天間第二小、防衛相発言に非難
琉球新報1/24 沖縄旅行で「硫黄島」? 防衛相「伊江島」を言い間違い
琉球新報1/24 「普天間」で平行線 知事・防衛相会談

琉球新報1/24社説 田中防衛相来県 「普天間」固定化の布石か


琉球朝日放送のニュース映像(動画)
2012.01.23 大臣替わっても発言は同じ… 今回も「日米合意を」

2012.01.23 田中防衛大臣 知事と会談 大臣「日米合意に理解を」

2012.01.23 田中大臣訪問に抗議集会


今回の田中防衛大臣の沖縄訪問、政権側のねらいとしては一応及第点?

ねらい①「ああ、また同じことを言っている」と、不毛の会談を重ねることで徒労感を植え付け諦めさせる
ねらい② 舌禍大臣を目くらましに使うことで、問題の本質を矮小化する
ねらい③ 努力している、と米政府へのポーズをとりつつ、時間稼ぎをする
ねらい④ 努力している、と国民へのポーズをとりつつ、「沖縄のわからず屋」というイメージを作り上げる

これを称して「沖縄包囲網作戦」という 


県民も
私たちの民権運動をサポートしてくれている多くの読者のみなさんも
沖縄メディア、そして、心ある全国のメディア関係者のみなさ~ん
わたしたちも次の段階に進まなければ、この作戦にやられてしまいま~す  


Posted by ミチさん at 14:23Comments(0)辺野古新基地建設

2012年01月22日

本当に大丈夫か 普天間・辺野古・岩国・富士に配備計画

昨日に引き続き オスプレイについて


(沖縄タイムス1/22、記事原文はコチラ




(琉球新報1/22、記事原文はコチラ



琉球新報1/22 オスプレイエンジン停止時 滑空も軟着陸も困難下
 
垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの特殊な構造が緊急着陸の際に危険を招くことが次第に明らかになってきた。機体は名前の通り、離着陸の際はヘリコプターのように垂直に移動し(ヘリモード)、水平飛行の際はプロペラを前に向けて飛行機のように飛行する(固定翼機モード)。ところが、エンジンが止まる不測の事態が生じた場合、どちらのモードを使っても安全に着陸することが困難になる。
 騒音問題などに加え、軍用機に付きまとう緊急着陸時の安全性もオスプレイ配備をめぐる重大懸案に浮上した。

 通常ヘリコプターはエンジンが止まった場合、プロペラで自然に下降する「オートローテーション(自然回転)機能」を使って軟着陸を目指す。米軍普天間飛行場への配備を見据える政府もこの機能を根拠に安全性を強調してきた。
 ところが、ヘリモードでは、未積載時の自重量が15トンを超えて重いMV22はプロペラで機体を支えることができない。米タイム誌は米国防分析研究所の「オスプレイは恐ろしい降下率で地面にたたきつけられる」とした2003年のリポートを報じている。
 製造者やパイロットの証言であらためてオートローテーション機能の不十分さが浮き彫りになったが、固定翼機モードでグライダーのように滑空しても、前方を向いている直径11・5メートルのプロペラが地面に接触し飛散する可能性が高い。

 住宅密集地に隣接し、就任から日が浅い田中直紀防衛相が何度も「世界一危険」と発言している普天間飛行場は、広大で住宅地と離れた米本国の航空基地とは危険性の度合いも異なる。
 在日米軍を監視する市民団体「リムピース」の頼和太郎氏は「政府はオートローテーション機能があるとしているが、機能があっても安全に降りられないことは明白だ」とオスプレイの危険性を指摘している。   
(増田健太)



(琉球新報1/22)



沖縄タイムス1/22 「基地」直訴へ訪米団出発

琉球朝日放送のニュース映像(動画)
2012.01.21 米軍基地に苦しむ 「沖縄の声を届ける会」訪米


【関連する日記アーカイブ】
2012.01.21 下地幹郎はどこの代議士なのか


1/23追記
琉球新報1/23社説 オスプレイ 欠陥機容認は人命軽視だ
オスプレイ 欠陥機容認は人命軽視だ
 
 こんな危険なものを、沖縄に配備するわけにはいかない。多くの県民があらためてそう思ったことだろう。米軍の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイのことである。

 「世界一危険な飛行場」にこれ以上の危険を加えるのは許されない。米軍は普天間飛行場への配備計画を直ちに中止すべきだ。

 日本政府は米軍ヘリ沖国大墜落事故後の報告書で「ヘリは緊急時にもオートローテーション(自動回転)機能で飛行場への帰還が可能」と述べ、それを普天間飛行場でのヘリの飛行再開を認める根拠としていた。

 ところがオスプレイについては、米国防総省付属機関・国防分析研究所(IDA)で1992年から17年間、オスプレイの技術評価を担当した元主任分析官レックス・リボロ氏が米下院の公聴会で「オートローテーション機能の欠如」を「重要な問題点」と明らかにし、「飛行中にエンジンが停止した場合の緊急着陸機能が欠如している。人命軽視の軍用機だ」と証言した。

 日本政府も昨年7月の答弁書でオスプレイについて「全エンジンが不作動になった状態でオートローテーション飛行に移行しない場合、安全な着陸に支障を来す可能性がある」と述べている。

 今回、米ミラマー基地所属の操縦士は、飛行中にエンジンが停止した場合、「ヘリモードには戻せない」と説明、回転翼が前向きのまま緊急着陸する場合は回転翼が外れる仕組みになっていると明らかにした。すると、回転翼が滑走路周辺に飛散することになる。

 米軍は早ければ今年夏にも普天間飛行場に配備する予定だが、間近の宜野湾市内だけでも19の小・中・高校・大学が存在する基地にこのような機種を配備するとは、暴挙以外の何物でもない。

 もし米国内で、普天間と同様に市街地と至近の基地があるなら、そこにオスプレイ配備はできないだろう。米国が民主主義国家を自認し、沖縄への人種差別を否定するなら、配備中止は当然の帰結であるはずだ。

 日本政府も、自動回転機能をヘリ運用の根拠としている以上、緊急時にその機能を持たないオスプレイの普天間配備は拒否するのが当然だ。手をこまぬいていると不作為の罪を免れない。

 政府には国民の生命を守る義務がある。宜野湾市民も同じ国民だと思うのなら、毅然(きぜん)として米側に配備中止を申し入れるべきだ。
(琉球新報1/23社説、原文はコチラ
  


Posted by ミチさん at 19:52Comments(0)オスプレイ

2012年01月21日

下地幹郎はどこの代議士なのか

オスプレイに対する沖縄の思いには複雑なものがありますので、それだけに、沖縄選出の国会議員である私がこの目で見て、この耳で音を聞き、試乗することによって五感で感じることが重要であると思っていました。(ミキオブログより)


はっきり言って、あなたの五感(乗り心地の感想)なんてどうでもいい。
沖縄の人たちの頭の上を人殺しのための兵員や弾薬を積んだ軍用ヘリを、四六時中飛ばしてくれるなと言う県民の願いを知りながら、沖縄の人たちの暮らしや命を守ると言って選出された代議士が、どっち向いてものを言っているのかということなのです。

たった45分間の試乗で何が分かるというのか
コックピットにいて、地上にいる者の恐怖がどれほどわかる
操縦かんでも握らしてもらって舞い上がってるんじゃないの

政党(与党・国民新党)の幹事長ともあろう人が、軽々しく安全宣言してもらっては困る
仮にオスプレイが事故ったら(前科が多い)、あなたの政治生命がなくなるどころの話でないんだということがなぜわからない。

沖縄1区の選挙民、次の選挙ではしっかり選べ!



(沖縄タイムス1/21、記事原文はコチラ


琉球新報1/21 オスプレイ「県民の不安解消を」下地氏 安全性を一定評価


同じく今日の朝刊1面記事です
こちらは素人でない米軍操縦士の証言です


(琉球新報1/21、記事原文はコチラ



【関連する日記アーカイブ】
2011.07.27 沖縄タイムス連載 「隠されたオスプレイ配備」≪完≫
2011.06.09 琉球新報 連載「オスプレイ配備の波紋」≪完≫  


Posted by ミチさん at 15:50Comments(0)オスプレイ

2012年01月20日

異例の会長声明で「県アセス審査会」始まる

「沖縄の将来に禍根を残すことのないよう強く要望する」
19日の県環境影響評価審査会は、宮城邦治会長が国への不信感を強くにじませ、異例の私見を読み上げて始まった。県民の関心の高さを考慮し、収容人数の多い会場として県が用意した西原町の結婚式場には、約120人が傍聴に詰めかけ審議の行方を見守った。閉会後、委員らの厳しい指摘に呼応するように、傍聴人からは「欠陥だらけのアセスがあらわになった」「毅然(きぜん)とした知事意見を作成してほしい」などの意見や要望が挙がった。


琉球朝日放送のニュース映像(動画)
2012.01.19 辺野古アセス 評価書審査開始



(琉球新報1/20、記事原文はコチラ




(沖縄タイムス1/20、記事原文はコチラ




(琉球新報1/20、記事原文はコチラ




(沖縄タイムス1/20)


宮城邦治アセス審査会長の声明全文
県民が受け入れる意見に
宮城邦治・アセス審査会長

 評価書審議にあたって、私見を述べる。米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に向けた環境影響評価書、沖縄県への提出の期日と方法については広く県民の注目するところであった。このような中、事業主体となる沖縄防衛局は、年末28日の午前4時すぎという非常識な時間帯に、県庁守衛室に評価書を搬入した。

 本事案が米軍基地の新たな建設という沖縄の社会における将来的な課題が内包させることを考えたとき、今回の沖縄防衛局の姿勢と提出の手法については審査会の会長及び県民の一人としては了解し難く、憤りを禁じ得ない。しかしながら、このような提出の仕方であっても、法的には受理せざるを得ないとして、沖縄県は評価書を受理し今回、審査会に諮問した。

 委員の皆様には苦渋の中で審議入りしつつも、真摯に、かつ専門的に審議を重ねなければならない。委員の皆様も県民の一人としては、各々に様々な思いのあることを承知しているが、この審査会では、これまでもそうであったように、真摯なる審議を重ねる中で、広く県民に受け入れられるような知事意見を思案し、形成することが責務だと考える。

 また、本事案に関心を持ち、審査会を傍聴している県民の皆さまには、委員の信条と胸中、審査会の性格、権限などにご理解いただき、審議が滞ることなく進捗するよう、ご協力をお願いする。

 審査会での審議時間にも限りがある。条例に定める期限の中で広く県民に受け入れられるような知事意見の形成は、県民皆さまの理解が必要だと重ねて申し上げる。日本政府及び沖縄防衛局においては、県民及び国民の多大な関心のもとで審議、形成される知事意見を県民の声として誠意をもって受け止め、沖縄の将来に禍根を残すことのないよう強く要望する。
(沖縄タイムス1/20)



1/21追記

琉球新報1/20 アセス審査会 後出し、変更に批判厳しく

沖縄タイムス1/20社説 [アセス審査]県民目線で矛盾指摘を

沖縄タイムス1/21社説 アセス審議入り 評価のやり直しは当然


【関連する日記アーカイブ】
2012.01.12 評価書 踏み込んだ回答示さず
2012.01.11 評価書の問題点は
2012.01.09「評価書は建設ありき」住民ら不信感
2012.01.08 評価書全容判明
  


Posted by ミチさん at 23:46Comments(0)辺野古新基地建設

2012年01月18日

東村高江 ヘリパッド1カ月半ぶり工事再開

沖縄防衛局長に舞い戻ってきた真部朗がいろいろやってくれます

辺野古・高江・伊江島を結ぶトライアングル(三角形)空域をオスプレイが飛ぶようになれば私の住む今帰仁村もその中にすっぽり入ります。

考えても見てください。
あなたのお家のすぐ上を、時間を選ばず軍用戦闘ヘリが轟音を立てて飛び交う光景を
戦争をしていない日本の国内でですよ

あなたは座して傍観し続ける気ですか?


(琉球新報1/18、記事原文はコチラ




(沖縄タイムス1/18、記事原文はコチラ



琉球朝日放送のニュース映像(動画)
2012.01.17 東村高江 ヘリパッド1カ月半ぶり工事再開


【過去の日記アーカイブ】
2011.12.07 住民運動弾圧の前例をつくらせない!
2011.07.07 高江座り込み4年


1/20追記
琉球朝日放送のニュース映像(動画)
2012.01.20 高江ヘリパッド建設問題 重機搬入でにらみ合い続く

新防衛大臣が沖縄に来るという。
滞在は24時間、
知事の顔を見て、自衛隊基地を視察するだけ。
米軍基地にも足を運ばず
防衛省にとって現在最も懸案になっている最前線の辺野古にも高江にも近づかないそうだ。
本人の考えか防衛官僚の作戦かは知らないが、
これでよく大臣が務まるものだ。
東京に戻ってどれほど重要な仕事があるというのだ。


1/24追記

琉球朝日放送のニュース映像(動画)
2012.01.24 東村高江ヘリパッド問題 やんばるの森でまたにらみ合い


1/26追記


(沖縄タイムス1/26、記事原文はコチラ
  


Posted by ミチさん at 22:43Comments(0)高江ヘリパッド建設反対