2011年11月13日

「米軍犯罪が野放しになっている」実態が明らかになる

日本国内での米軍属の公務中の犯罪をめぐり、2006年9月1日~10年に発生した62件中、約4割に当たる27件が米側で懲戒処分なども科せられず「処分なし」となっていたことが12日、明らかになった。日本で不起訴となった軍属の米国内での司法手続きの結果が統計的に判明したのは初めて。日米地位協定では軍属の公務中の事件・事故の第1次裁判権は米側にあるが、裁判権を実質的に行使していない可能性をうかがわせる実態が浮き彫りになった。

「米軍犯罪が野放しになっている」実態が明らかになる
(沖縄タイムス11/13、記事原文はコチラ



「米軍犯罪が野放しになっている」実態が明らかになる
(琉球新報11/13、記事原文はコチラ



「米軍犯罪が野放しになっている」実態が明らかになる
(沖縄タイムス11/13、記事原文はコチラ



「米軍犯罪が野放しになっている」実態が明らかになる
(沖縄タイムス11/13)



「米軍犯罪が野放しになっている」実態が明らかになる
(琉球新報11/13)




このニュースとは直接関係ありませんが
知念ウシ女史が昨日の琉球新報に、米国がイラクと結んでいる地位協定が日米のそれと、“あまりにも違うやんか なんでやね”と書いておられた。ネットで読めないので、その部分を抜粋して再録します。みなさんの感想もどうぞお寄せ下さい。
 「米軍、イラク年内撤退へ」の記事(10/23.1面)も気になった。「年末の完全撤退は米イラク地位協定が定めた既定路線」とある。地位協定は完全撤退を決められるのか、と驚いた。「戦争に負けた」と言われるのにイラクでは「米兵の免責特権維持を求める米側と、国内世論に配慮してこれを受け入れないイラク側が折り合わず、合意を断念した」という。イラク世論はそれだけの力を持っている。これで米は戦争に勝ったと言えるのか。イラク戦争開戦時には、米勝利後は「日本型、沖縄型の占領」を考えているとされた。イラクには在沖基地からも行っている。これは共同配信の記事のようだが、今後、沖縄の視点で、イラク戦争と米イラク地位協定を検証してほしい。(琉球新報10/23、紙面批評より一部抜粋)
 


【過去の関連記事】
沖縄タイムス11.10.29 「米軍属裁判権 日本に」当局者見解



11/14追記
目取真俊ブログ11/14 強いられる犠牲を誰が「理解」するか



11/15追記
沖縄タイムス11/15社説 [軍属の公務中犯罪]政府は裁判権行使せよ

琉球新報11/15社説 軍法会議ゼロ 日本で裁ける仕組みつくれ




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