2011年08月02日
沖縄から発信し続ける季刊誌「けーし風」 最新号は“放射能特集”
(新沖縄フォーラム刊行会議、2011年6月30日刊行)
(沖縄タイムス7/26)
最新号(71号)目次
【特集】放射能汚染時代に向き合う
>> 特集にあたって(鳥山淳) <<
・OKINAWAとフクシマ 基地と原発(輿石正) ※1
・〈インタビュー〉「逃げる権利」を見なおす(村重嘉子、聞き手・輿石正)
・この反逆の狼煙のもとに(儀保耕平)
・国民共同体からの逃走(松田潤)
・喜友名さんの足跡(鳥山淳)
・「贋被爆者」の位置から(村上陽子)
・〈インタビュー〉原発事故から避難するネットワークの動き(早尾貴紀、聞き手・鳥山淳)
・内部被曝の危険性と防御への道 福島県郡山市での講演記録(矢ヶ崎克馬、構成・文責 鳥山淳)※2
・インターネットと社会変革(内海正三)
・「3・11」以後のオルタナティブメディア(西脇尚人) ※3
【シマだより】
那覇/今いる場所から(久原量代)
関東/ふるさとは軍用地(吉田正司)
【佐喜眞美術館だより】
派遣美術団に学んだこと(上間かな恵)
【北の風・南の風】
知里真志保と創氏改名(竹内渉)
【沖縄・いま】
<オスプレイ配備計画を撃つ(真喜志好一) ※4
米軍再編:いまアメリカで何が起こっているか(佐藤学)
【沖縄環境ネットワークだより44】
最新エクアドル事情 反米コレア政権について(桜井国俊)
【強口弱口27】
琉球弧と原発・核兵器(高良勉)
【城岳から11】
この不条理の現実を打ち砕け(池宮城紀夫)
【沖縄この3ヶ月】
(宇根悦子)
【読者の集い】
関西(西浜楢和)/関東(小野貴)
【編集後記】
(岡本)
【表紙Photo】
(松本太郎)
出版社:新沖縄フォーラム刊行会議
サイズ:四六判/96ページ
発行年月日:2011年6月30日
※1 http://michisan2.ti-da.net/e3631982.html
※2 http://michisan2.ti-da.net/e3522386.html
※3 http://michisan.ti-da.net/e3167223.html
※4 http://michisan.ti-da.net/e3646929.html
今まさに起こっているディープな沖縄情報を発信していますので、是非お手にとって読んでみてください。
「けーし風」。風は「かじ」と呼ぶ。聞き慣れない言葉なのは当然で、沖縄の言葉だからです。
頻繁に訪れる台風が過ぎ去った後、熱帯性低気圧への反動のように北から風が吹く。それを沖縄では“けーしかじ(返し風)”と呼びます。
基地問題や景気の低迷、失われていく歴史観。そんな状況に返し風をと1993年12月に創刊されたのが『けーし風』だ。
初期のメンバーは沖縄大学、琉球大学の教授や町役場の方などで、編集部は沖縄大学の地域研究所という施設に設けられた。
『けーし風』では決まった政党や指導者を支持しているわけではありません。ただ、出口の見えない現在の沖縄の状況を、市民の目線に立って、しっかりとらえて伝えようとしている気概のようなものを誌面から感じ取ることができます。
1冊 500円(内税) 一般書店ではなかなか手に入りません。
購読を希望される方・入手が難しい方は こちら
http://mangroove.shop-pro.jp/?mode=cate&cbid=102189&csid=0&sort=n&sort=n
8/4追記(※1に関連して)
(沖縄タイムス8/4)
Posted by ミチさん at 21:03│Comments(0)
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