2011年12月28日

防衛局長 陣頭指揮 評価書、午前4時に守衛室に運び込まれる

琉球新報Web12/28 【動画】辺野古アセス評価書、未明に搬入 県「手続き完了していない」

防衛局長 陣頭指揮 評価書、午前4時に守衛室に運び込まれる
(沖縄タイムス12/28号外、記事原文はコチラ


琉球朝日放送のニュース映像(動画)
2011.12.28 環境評価書の入った箱 未明に県庁に運び込む
2011.12.28 環境影響評価書 沖縄県受理を決定

沖縄タイムス12/28 県、アセス評価書受理へ

琉球新報12/28 沖縄県、アセス受理の方針 防衛省に伝達 普天間移設問題


防衛局長 陣頭指揮 評価書、午前4時に守衛室に運び込まれる
(琉球新報12/28、記事原文はコチラ



防衛局長 陣頭指揮 評価書、午前4時に守衛室に運び込まれる
(沖縄タイムス12/28、記事原文はコチラ



防衛局長 陣頭指揮 評価書、午前4時に守衛室に運び込まれる 
(琉球新報12/28)



防衛局長 陣頭指揮 評価書、午前4時に守衛室に運び込まれる (沖縄タイムス12/28、記事原文はコチラコチラ


沖縄タイムス12/28 阻止行動ドキュメント

目取真俊ブログ12/27 「環境影響評価書提出阻止行動 27日の様子」が詳しく現地リポート



琉球新報12/28社説はコチラ下
アセス評価書送付 歴史的・国家的な暴挙だ
 
 この国の民主主義と県民の基本的人権をないがしろにする権力の暴走は、断じて許されない。

 防衛省は、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に向けた環境影響評価(アセスメント)の評価書の県への提出手続きを、手渡しではなく宅配で「送付」した。

 国会議員や県議らも加わり阻止行動が展開されたが、政府はこうした動きを待つまでもなく提出を断念すべきだった。野田政権は、移設計画強行が「歴史的暴挙」であると自覚すべきだ。

 繰り返し指摘したが、知事選や県議選、名護市長選、国政選挙などを通じ大多数の民意が辺野古移設を拒絶、普天間の県外・国外移設、撤去を求めた。県内41の全首長も辺野古移設に反対している。

 野田佳彦首相に問いたい。自らの地元・千葉県でこれだけ広範な世論と首長が反対する事案を強行できるか。地元でできないことを県民に強要するのなら、それは沖縄差別にほかならない。

 移設先がどこであれ日米同盟を優先し、住民犠牲はやむを得ないとするのなら、それは民主国家の体を成さない。本質において軍事独裁国家と変わらない。

 米議会の有力議員やジョセフ・ナイ元米国防次官補ら安全保障専門家も辺野古移設を非現実視する。日米合意を取り巻く環境の激変を日米両政府は正視すべきだ。

 防衛省の評価書は約7千ページに及ぶという。知事はアセス法にのっとり90日以内に評価書への意見書を出すよう求められるが、実現不可能な合意の「進展」を装い、手続きを続けるのは茶番劇だ。

 在日米軍専用施設の74%が沖縄に集中する。県民は戦後66年間、米軍絡みの事件・事故、戦闘機の爆音、米兵犯罪などで基本的人権や平穏な生活を脅かされてきた。

 野田首相は安保問題の本質を直視すべきだ。基地自由使用を優先する日米両政府とこれを拒絶する県民との構造的対立の連続。日米は反基地感情が沸騰するたびに米軍基地の縮小・撤去や兵力削減、日米地位協定改定など根本的な改善へ向かうのではなく、基地問題を振興策にすり替える「アメとムチ」政策で県民世論を分断し、翻弄(ほんろう)し続けた。結果、民主主義をゆがめる日米同盟の醜悪な姿が残った。

 野田首相は政治生命を賭して決断すべきだ。民主主義を壊すのか、日米合意に終止符を打つのか。







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Posted by ミチさん at 22:51│Comments(0)辺野古新基地建設
 
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